前回はswitch文について学びましたね。
条件がたくさんある時、どうする? switch文でスマートに解決! | ToolDocs
もう、Javaの基本のキはバッチリかな?
今回は、プログラミングの醍醐味とも言える「繰り返し処理」について、特に「for文」に焦点を当てて、とことん分かりやすく解説していきます!
繰り返し処理って、なんで必要?
いきなりですが、ちょっと考えてみてください。
「”こんにちは!”というメッセージを100回表示するプログラム」
もし、繰り返し処理を知らなかったらどうします?
Java
System.out.println("こんにちは!");
System.out.println("こんにちは!");
System.out.println("こんにちは!");
// ...これを100回繰り返す...
うわー、想像しただけで疲れちゃいますよね。でも、安心してください!こんな時に役立つのが「繰り返し処理」なんです。
繰り返し処理を使えば、たった数行のコードで「”こんにちは!”を100回表示する」なんてことが簡単にできちゃいます。まるで魔法みたいでしょ?
for文の基本をマスターしよう!
Javaで繰り返し処理をする方法はいくつかありますが、今回は最もよく使う「for文」からマスターしていきましょう!
for文は、以下のような形をしています。
Java
for (初期化式; 条件式; 更新式) {
// 繰り返したい処理
}
なんだか難しそうに見えますが、大丈夫!一つずつ見ていきましょう。
- 初期化式: 繰り返し処理が始まる前に、1回だけ実行される部分です。主に、繰り返しの回数を数えるための変数(カウンタ変数)を初期化します。
- 条件式: 繰り返したい処理を実行するかどうかを判断する部分です。条件式が
trueの間だけ、繰り返したい処理が実行されます。falseになったら、for文の繰り返しは終了です。 - 更新式: 繰り返したい処理が1回実行されるごとに、実行される部分です。主に、カウンタ変数の値を更新します。
これだけだとピンとこないかもしれないので、実際に例を見てみましょう!
例1:”こんにちは!”を5回表示してみよう!
先ほどの「”こんにちは!”を100回表示する」の短いバージョンです。
Java
public class ForLoopExample1 {
public static void main(String[] args) {
for (int i = 0; i < 5; i++) {
System.out.println("こんにちは!");
}
}
}
このコードを実行すると、どうなると思いますか?
こんにちは!
こんにちは!
こんにちは!
こんにちは!
こんにちは!
と、5回表示されます!

paizaで実行した結果
では、詳しく見ていきましょう。
int i = 0;: カウンタ変数iを0で初期化しました。これが初期化式です。i < 5;:iが5より小さい間は、処理を繰り返すという条件式です。i++: 1回処理が実行されるごとに、iの値を1増やすという更新式です。(i++はi = i + 1;と同じ意味です。)
つまり、iが0、1、2、3、4のときに「こんにちは!」が表示され、iが5になった瞬間に条件式i < 5がfalseになるので、繰り返しが終了します。
例2:数字を順番に表示してみよう!
今度は、数字を順番に表示してみましょう。
Java
public class ForLoopExample2 {
public static void main(String[] args) {
for (int j = 1; j <= 10; j++) {
System.out.println(j + "回目の処理です!");
}
}
}
実行結果はこうなります。
1回目の処理です!
2回目の処理です!
3回目の処理です!
4回目の処理です!
5回目の処理です!
6回目の処理です!
7回目の処理です!
8回目の処理です!
9回目の処理です!
10回目の処理です!
この例では、カウンタ変数jを1からスタートさせ、10以下の間繰り返すようにしています。これで1から10までの数字をきれいに表示できますね!
例3:特定の条件で繰り返してみよう!
偶数だけを表示したい、なんて時にもfor文は大活躍です。
Java
public class ForLoopExample3 {
public static void main(String[] args) {
for (int k = 2; k <= 20; k += 2) {
System.out.println("偶数:" + k);
}
}
}
実行結果はこちら。
偶数:2
偶数:4
偶数:6
偶数:8
偶数:10
偶数:12
偶数:14
偶数:16
偶数:18
偶数:20
ここでは、更新式をk += 2にしました。これはk = k + 2;と同じ意味で、kの値を2ずつ増やしています。これによって、偶数だけを効率よく表示できるわけです!

paizaで実行した結果
まとめ
今回はJavaの「for文」について解説しました。
- for文は、同じ処理を繰り返し実行したい時に使うよ。
for (初期化式; 条件式; 更新式) { 繰り返したい処理 }の形で書くよ。- 初期化式でカウンタ変数を準備。
- 条件式が
trueの間だけ処理が実行される。 - 更新式でカウンタ変数を更新していく。
for文は、プログラムを書く上で本当によく使う超重要な文法です!今回の記事を参考に、色々なパターンで試して、ぜひ使いこなせるようになってくださいね。


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